2021/07/04

京浜急行1500形(1581編成)

京浜急行の営業用車両の中でも1500形が最古参ということになりますが、先代1000形が多くを占めていた時代を知る私にとっては隔世の感があります。先代1000形・700形・先代600形は昭和の味わいを感じさせる車両群だったと思います。
やや丸みを帯びた先代1000形に比べると、直線基調の1500形はモダンな感じがしました。今でこそ浅草線に入るのは新製当初からVVVFインバータ制御を採用している1700番台だけですが、以前は界磁チョッパ制御の1500形も浅草線・京成線に乗り入れていました。
1000形の増備に伴い徐々に8連から6連に組換え、先代1000形の代替に役割を移していきました。大まかにいえば先代1000形の置換えに1500形の6連、800形の置換えに1000形の1300番台・1600番台が充てられました。
写真の1581編成は、1631編成として1989年6月に東急車輌で完成したものです。2003年11月に車体更新を行い、2008年8月にVVVFインバータ制御に改造されました。2015年8月に1581編成に改番されています。

過去の記事から
京浜急行1500形(1631編成)
https://sanojiro.blogspot.com/2011/04/15001631.html