2021/07/16

東急電鉄5050系(5166F)

東急電鉄5050系は、東横線向けに2004年に導入された車両です。東京メトロ副都心線へ乗り入れを前提としており、副都市線内でワンマン運転を行うことも考慮して乗務員室を拡大しておりますので、田園都市線用の5000系よりも車体長が100mm長くなっています。
室内の化粧板は淡いブルーとベージュ系の配色になっています。腰掛のモケットはピンク色の座面になっています。JR東日本のE231系やE233系に比較すると、より温かみの感じられる車内になっていると感じます。
8両編成では、電動車と非電動車が半々の4M4Tの構成になっております。副都心線との直通運転開始に伴い10両編成が走るようになりましたので、前面に[8cars]の識別ステッカーを貼りだすようになりました。行先表示器にはフルカラーLEDを採用しています。
写真の5166Fは2007年6月に東急車輌で完成したものです。この編成から側扉窓ガラスが二重となり、内側にも化粧板が貼られるようになりました。優先席にのみ握り棒が装備されています。握り棒のあるなし・位置についても編成により差異があります。