2021/09/22

相模鉄道12000系(12106F)

相模鉄道では、2019年11月に相鉄・JR直通線が開業し、JR線との相互直通運転が始まりました。JRの運転系統としては埼京線を横須賀線経由で東海道貨物線まで延長運転し、相鉄線の海老名まで乗り入れるようになっています。
運転本数としては朝のピークには1時間に4本、日中には1時間に2本の運転となっています。今年3月のダイヤ改正以降は、各停として運転し西谷で横浜発着の特急と接続するようになっています。本数・運賃を考えますと、それなりの利用状況になっている模様です。
車両はJRが埼京線用のE233系7000番台、相鉄が12000系を充当していますが、E233系のほうが多く走っている印象を受けます。ただし相鉄渾身の12000系は存在感抜群で、sustinaによる平滑なステンレス車体は全面塗装してあってもまったく違和感がありません。
写真の12106Fは2020年2月に総合車両製作所で完成したものです。2023年には相鉄・東急直通線が開業することになると思われますが、その時点でさらに運転系統が大きく変わることになるでしょう。これはあくまで私個人の憶測ですが、直通運転が増えることでいずみ野線の二俣川行各停や本線の西谷発各停などが朝のピーク時に見られるようになるかもしれません。