2021/09/13

東急電鉄2020系(2138F)

東急田園都市線では、2002年から5000系を導入してきましたが、新玉川線(当時)開業に備えて導入された8500系も引き続き多く使用してきました。2018年から新型2020系の導入により、まず2000系・8590系が置き換えられ、さらに8500系の本格的な置換えが再開されました。
客室内部は待望の新型だけに一新されていて、クリーム色をベースに木目調のトーンが取り入れられています。高い背もたれの座席とデジタルサイネージによって、従来の電車とはかなり違った印象があります。
制御方式はSiC素子を用いたIGBT-VVVFインバータ制御を採用しております。台車は軸梁式ボルスタレス台車であるTS-1041・TS1042/TS1042Aを装備しています。また次世代型の車両情報制御システムINTEROSを備えています。
写真の2138Fは、2020年10月に総合車両製作所で完成したものです。5000系はJR東日本のE231系をベースとしていましたが、2020系はE235系をベースとしています。なんといっても最新型の電車ですので8500系と比較すると走行音が相当低減されているのもわかります。