2017年度に20101Fが導入されて以来、1編成のみの状態が続いていた相模鉄道20000系ですが、2020年度に60両(10両編成6本)が増備され、10両編成7本が揃いました。そして2021年度に増備される8連はほぼ同様の外観ながら21000系という新形式となりました。
これは20000系が東横線直通、21000系が目黒線直通と使用目的が異なるためだと推測しています。相鉄新横浜線・東急新横浜線が開業した後、どのような運転形態が採られるのか非常に興味深いところです。
日中は10分サイクルに横浜ー海老名間の特急、JRまたは東急線を経由し海老名までの各停、横浜ー湘南台間の各停を1本ずつ運転し、西谷で本線特急とJRまたは東急直通の各停・二俣川で本線特急といずみ野線各停を接続するようのを基本にしてはどうでしょうか?これでは西谷ー海老名間の輸送力が過剰で、実際にはもっと複雑なダイヤが組まれると思いますが。
写真の20107Fは2021年1月に日立製作所で完成したものです。20000系の増備により、新7000系が全廃、8000系3編成、9000系1編成が廃車になっております。その結果YNBの電車がずいぶんと増えたように感じます。