2011/02/26

京浜急行新1000形〈1049編成〉

 京浜急行の快特の半数は都営地下鉄浅草線に直通し、京成電鉄まで乗り入れています。1998年夏のダイヤ改正までは特急として運転されていましたが、快特に格上げされました。
 都営地下鉄浅草線は、東京の地下鉄としては比較的空いている路線ですが、特急の快特化により、東銀座や新橋などから川崎・横浜に行くのに非常に便利になっていますね。
 私も会社帰りに京浜東北線のダイヤが大きく乱れているときなどに、浜松町で降りて大門で浅草線に乗るとちょうど下り快特が来て、スムースに横浜まで戻れたことがあります。
 写真の1049編成は2005年3月に川崎重工で完成したもので、新1000形の3次車に相当します。新1000形では機器の大幅な仕様変更を行い、IGBT-VVVFインバータ制御に移行しています。そのため2100形以来の音階のような起動音は新製時から聞こえなくなっております。
【撮影:佐野次郎 2011.2.20 京急富岡ー杉田間】