2011/02/05

江ノ電20形〈21+61〉

2010年11月で江ノ電の藤沢ー鎌倉間が開業100周年を迎えるということで、20形の21+61編成が当時の電車の塗装を模したリバイバルカラーをまとって営業運転に就いています。
 20形はもともとレトロ調の電車であり、ダークブラウンの復元塗装はよく似合いますね。また座席のモケットを紫色、吊り手を茶色に変更したりと車内にも手を加えております。
 20形は先代500形の代替として導入された連接車です。レトロ電車の10形を基本としていますが、二重屋根をやめたりと仕様の簡素化を図っています。台車など走行機器は500形から流用しております。
 写真の21+61編成は東急車輌で2002年3月に完成したもので、20形の1次車に相当します。先代500形の501+551編成から台車などを流用しています。
【撮影:佐野次郎 2011.2.2 七里ヶ浜ー鎌倉高校前間】