五反田ー蒲田間を結ぶ東急池上線では、多摩川ー蒲田間の多摩川線とともに今となってはクラシカルな外観を持つ7700系が元気で活躍しております。
7700系はご存じの通り、1962年から66年にかけて主に東横線の日比谷線直通用に製造された7000系電車を1987年から90年にかけてVVVFインバータ制御に改造してできた電車です。
走行機器に関しては1000系と同レベルまで改善されており、車体は冷房化された上、室内もきれいに整備されましたが、外観は7000系そのままですね。私のようなおじさんは8連で東横線を走る姿を思い出してしまいます。
写真の7901Fは1966年10月に東急車輌で製造されたデハ7064、1964年3月に製造されたデハ7113・7114、1966年3月に製造されたデハ7045を1987年7月に7700系に改造したものです。3連化により余剰となった旧デハ7113のサハ7951は2001年11月に廃車となっています。