車体はアルミ合金のダブルスキン構造を採用しており、東京メトロの10000系や東武鉄道の50000系と同系統の車体ですね。ガラス張りの車内貫通路は東京メトロ10000系によく似たデザインです。また30000系は西武鉄道の通勤電車としては初めて裾絞りの拡幅車体となっています。
主回路は現在主流のIGBT-VVVFインバータ制御を採用しております。またS-TIMと呼ばれる情報管理システムを導入するとともに、車内には15インチのLCDモニタを設置し、運転状況や広告を提供しています。
写真の38105Fは2008年10月に日立製作所で完成したものです。受験生を応援するヘッドマークを掲げて運用に就いていました。
【撮影:佐野次郎 2011.2.5 保谷ー大泉学園間】