2011/02/13

有楽町・副都心線7000系〈7118F〉

 営団地下鉄→東京メトロ有楽町線の7000系電車は340両〈10両編成34本〉が製造されましたが、和光市ー小竹向原間で線路を共用する副都心線にも使用されることになり、副都心線対応工事を施行された上で180両〈10両編成6本・8両編成15本〉に整理されました。
 車体のラインカラーもかつては有楽町線のラインカラーであるイエロー一色でしたが、副都心線のラインカラーであるブラウンが追加されております。ちなみに先頭車の貫通路上部に設けられた列車種別表示窓ですが、結局使用されませんでしたね。
 制御装置は改修によるVVVFインバータ制御に統一されております。また副都心線乗り入れ工事により運転台機器の仕様は最新型の10000系電車に極力揃えられています。8両編成については、副都心線専用となり、有楽町線には入らなくなりました。
 写真の7118Fは1974年10月に東急車輌で完成したもので、7000系の2次車に相当します。当初は5両編成でしたが、1983年4月に東急車輌で中間車5両が完成し10両編成となっています。
【撮影:佐野次郎 2011.2.5 保谷ー大泉学園間】