昨年7月に「成田スカイアクセス」が開業しましたが、京浜急行600形も同線を経由する「アクセス特急」に使用されておりますので、運用距離が長くなった分京急線内で見かける機会が減ったように感じます。
時の流れは早いもので、600形も第1編成が登場したのが1994年ですから、既に15年以上走っていることになり更新修繕の対象となっています。
更新車には正面に形式名をあらわす「600」というスリットが入り、さらに2100形や新1000形そっくりとなっていますね。600形の看板設備であるクロスシートは車端部に残るのみとなっています。
写真の603編成は1995年3月に東急車輌で完成したもので、600形の2次車に相当します。2010年7月に京急ファインテックで更新修繕が完成し、車内には新形車両と同じようにLCDモニタが設置されました。