京浜急行の車窓から、東急車輌で製造された新形車両の姿を見ることもできます。今日は相模鉄道の11000系や常磐緩行線用のE233系2000番台などが見えました。
東急車輌と京浜急行線は公道をはさんで線路がつながっていて、逗子線の神武寺駅まで3線軌条になっています。これはJRや東急など軌間1.067mmと京急など1.435mmの車両を発送できるようにするためです。
メーカーから発注元である鉄道会社への輸送を甲種輸送と呼びますが、通常走らない路線を経由することになります。私は根岸線で西武鉄道6000系の甲種輸送を見かけた記憶があります。鉄道ダイヤ情報誌はあってもネットのない時代でしたので驚きました。
【撮影:佐野次郎 2011.4.2】