1988年に将来の東横線のみなとみらい線直通とモーター付き車両の比率見直しのため、貫通式先頭車10両を新製して、8590系の8両編成5本が組成されました。
8090系は5両編成10本に再編成され、大井町線に転属していきました。現在では8590系のうち8691F~8693Fの3本が5両編成となって大井町線で8090系とともに活躍しています。
東急東横線と相互乗り入れするみなとみらい線ですが、当初は横浜線と相互乗り入れする構想でした。国鉄の財政難でお流れとなりましたが、やはり現行の東横線との直通のほうが便利だという気がしますね。
写真の8691Fは1988年9月に東急車輌で新製車2両を新製して8両編成を組成したものです。8590系のうち大井町線で使用している3本はパンタグラフをシングルアーム式に換装しています。