2011/04/03

交通科学博物館D512/C6226

 今さら言うまでもないことですが、石炭を燃焼させてボイラーで蒸気を発生させて動力に伝えるのが蒸気機関車の仕組みです。
 蒸気機関車が走る姿はまるで生き物のようです。だから「機関車トーマス」のように擬人化されるのかもしれませんね。
 1950年代から60年代にかけては、各地で蒸気機関車が多数活躍しておりました。1975年に北海道で旅客列車の牽引から引退し、翌年には最後まで残った入換用からも撤退し、国鉄の蒸気機関車は全廃となりました。
 ネットやデジカメの普及も手伝って鉄道のファン層も広がった感がありますが、鉄道趣味の王道といえば蒸気機関車の撮影でしょうね。
【撮影:佐野次郎 1992.1.14】