2012/05/19

東京急行電鉄7000系(7103F)

池上線は、池上電気鉄道が建設した路線で、1928年に五反田ー蒲田間が全通しました。池上電気鉄道は1934年に目黒蒲田電鉄と合併しました。そして目黒蒲田電鉄が、1939年に東京横浜電鉄に商号変更し、さらに戦時中の大東急を経て、1948年に小田急・京王・京急を再び分離し現在に至るわけです。
池上電鉄は、東急の前身である目蒲電鉄とは別個の路線でした。いまのまるでミニ梅田駅のような蒲田駅ももともとは別個に駅があったのです。戦後、いちはやく蒲田駅を統合して線路もつなげたのです。現況からは想像できないですね。
さらに現在池上線と大井町線の乗換駅となっている旗の台駅は、1951年になってから開設されたものです。それまでは大井町線東洗足駅と池上線旗が岡駅が別個にあり、相互の乗換は徒歩連絡によっておりました。
写真の7000系7103Fは、2008年8月に東急車輌(現:総合車両製作所)で完成したもので、7000系の2次車に相当します。

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