2017/01/13

東京メトロ副都心線7000系(7129F)

東京メトロ7000系は、もともと営団地下鉄時代に有楽町線開業に備えて導入された車両です。1974年に最初のグループが製造されましたが、当初は5両編成でした。1989年までに34編成340両が製造されました。
長きに渡り使用されている形式であり、数字に渡る改造が行われています。副都心線開通・東急東横線への直通運転開始に備えて、8両編成15本・10両編成6本に整理されました。160両が廃車となり、一部は海外に譲渡されました。
主回路はAVFチョッパ制御からVVVFインバータ制御となり、ラインカラーもゴールド単色から変更になりました。10両編成は、有楽町線・副都心線で使用されていますが、8両編成は副都心線専用になっています。
写真の7129Fは、1988年4月に川崎重工で完成したもので、当初から10両編成・冷房車でした。2008年8月に副都心線対応工事・8両編成化を完了しています。兄弟車ともいうべき千代田線6000系は引退が見えてきましたが、7000系はまだまだ活躍しそうです。
【撮影:佐野次郎 2017.1.8 白楽ー東白楽間】