車体は軽量ステンレス製で、車内は木目調の化粧板を採用しています。これは首都圏では珍しく阪急電車のようです。中間車の車端部には、9000系以来のクロスシートを配しています。片側が1人掛けとなっているのがユニークです。
濃淡の緑色のラインを初めて取り入れ、屋根は濃い緑色に塗装されています。行先表示・運行番号表示とも、新製当初からLEDを装備しています。また2014年度には全編成の室内灯と前照灯をLEDに換装しました。
写真の7106Fは、2010年7月に東急車輌で完成したものです。2011年を最後に新製が途絶えていますが、1500番台の所定数が揃ったことでもあり、7700系の代替として増備の再開を期待したいところです。
【撮影:佐野次郎 2017.1.2 御嶽山ー久が原間】