2017/01/02

京浜急行新1000形(1445編成)

京浜急行電鉄では2002年から新1000形の増備を継続しており、2016年12月現在で366両にまで達しております。これは京浜急行の車両では最大の在籍数で、既に先代1000形最盛時の356両を凌駕しております。
1次車から5次車までのアルミ車体のグループと、6次車から15次車までのステンレス車体のグループ、そして15次車のうち1800番台と16次車のステンレス車体にマイナーチェンジしたグループと、外観の面ではバラエティに富んだ形式であります。
アルミ車体のグループは、2100形を3扉・ロングシート化したような仕様で、通勤型電車としては極めて良質だと感じます。側窓は固定式の複層ガラスで、車体とフラットになっています。これは似たような形状の600形にもないスマートなものですね。
写真の1445編成は、2006年11月に川崎重工で完成したもので、新1000形の5次車に相当します。新1000形の4両編成のうちアルミ車体のグループは48両が製造されました。
【撮影:佐野次郎 2016.12.29 能見台ー金沢文庫間】