2017/01/07

池上線1000系(1020F)

1000系は、1988年から93年にかけて製作された18m車体・3扉の車両で、8連で東横線の日比谷線直通列車に用いられるグループと、4連で目蒲線向け、3連で池上線向けに投入されたグループがありました。
現在では、路線の再編成により、3連で池上・多摩川線に使用されるグループに統一されています。その一方で、8連から改造された1500番台が登場した他、廃車・地方私鉄に譲渡される車両も発生しています。
3連で池上線に新製投入されたのは、1019F~1024Fの6本ですが、その後目蒲線から1014F~1018Fが加わっています。その中から既に1014F~1016F、1018Fは廃車となっています。さらに1500番台への改造も始まっていますね。
写真の1020Fは、1993年3月に東急車輌で完成したものです。パンタグラフは菱形からシングルアーム式に換装され、行先表示が幕式からLEDに換装されたりと細かなところでは変化が見られます。1000系の赤帯も1500系化によって姿を消すことになるでしょう。
【撮影:佐野次郎 2017.1.2 御嶽山ー久が原間】