京浜急行といえば、三浦半島への海水浴客輸送という印象が古くはありましたが、近年では羽田空港への輸送に大きく軸足を移しています。近く京急久里浜ー三崎口間については日中10分間隔から20分間隔に減便するそうです。
沿線住民の減少傾向や、コロナの影響などさまざまな事情があるのでしょうが、油壷のマリンパークも閉館するとのことで寂しい限りです。先代の1000形は三浦半島への輸送に大活躍した印象があります。
現在の1000形は、武骨で実用本位だった先代に比べると2100形を3扉化したような車両で、ずいぶんと洗練されたように思います。高速性能も改善されていますが、先代のような力強さよりもむしろ余裕を持って走っている感じがします。
写真の1201編成は、2017年12月に総合車両製作所横浜事業所で完成したもので1000形の17次車に相当します。8両編成については創立120周年を記念して、1200番台の車号が付番されました。