2021/10/24

西武鉄道40000系(40151F)

西武鉄道40000系は、30000系のあとを受けて2016年度から新型通勤車両として導入されたものです。2000系の老朽代替用という位置づけになります。2017年春から営業運転に投入され、東急東横線・みなとみらい線にも乗り入れています。
40000系の車体はアルミ合金製で、リサイクル性を考慮しています。また床面高さとホーム高さとの段差を極力小さくすることでバリアフリー性を高めました。最大の特徴は、ロングシートとクロスシートを転換できる座席を採用したことでした。
制御方式はIGBT-VVVFインバータ制御で、主電動機は出力190kWの永久磁石同期電動機です。台車はモノリンク式ボルスタレス台車のSS185M/Tを装備しています。また列車情報管理装置S-TIMを30000系に続いて採用しています。
写真の40151編成は、2019年12月に川崎重工業で完成したものです。2019年度以降に増備されたロングシート仕様の車両には、40050番台の車号が与えられています。2021年4月現在で、40050番台の車両は40両(10両編成4本)が在籍しています。

過去の記事から
西武鉄道30000系〈38101F〉
https://sanojiro.blogspot.com/2010/05/3000038101f.html
西武鉄道40000系(40101F)
https://sanojiro.blogspot.com/2019/11/4000040101f.html

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