2021/10/01

京浜急行電鉄1000形(1891編成)

増備が続く京浜急行1000形ですが、20次車で1890番台という新たな仕様の車両が加わりました。座席指定列車や貸切イベント列車など柔軟な運用に対応できる京急には今までになかったタイプの車両です。新2000形としてもよいのではないかとも思いました。
車体はステンレス製ですが、継ぎ目や段差のない平滑な仕上げになっていて、塗装により鋼製車体やアルミ車体のように見えます。前面は2015年に登場した15次車1800番台と同様の貫通型ですが、標識灯周りが変化し、ハイフン入りの車番を掲示しています。
座席はロングシートとクロスシートの転換が可能な自動回転式座席を装備し、抗菌・抗ウィルス効果のある座席シート地が採用されました。京急の電車では初めてのトイレが4両編成中2か所に設けられています。乗務員室脇に設けられた細窓も特徴になりました。
写真の1891編成は、2021年3月に総合車両製作所横浜事業所で完成したものです。5月6日から平日の「モーニング・ウィング3号」で営業運転に投入されました。その他、日中のエアポート急行などで使用されています。

過去の記事から
京浜急行1000形(1801編成)
https://sanojiro.blogspot.com/2018/10/10001801.html
京浜急行1000形(1805編成)
https://sanojiro.blogspot.com/2019/08/10001805.html
京浜急行1000形(1809編成)
https://sanojiro.blogspot.com/2017/03/10001809.html

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