車体はステンレス製ですが、継ぎ目や段差のない平滑な仕上げになっていて、塗装により鋼製車体やアルミ車体のように見えます。前面は2015年に登場した15次車1800番台と同様の貫通型ですが、標識灯周りが変化し、ハイフン入りの車番を掲示しています。
座席はロングシートとクロスシートの転換が可能な自動回転式座席を装備し、抗菌・抗ウィルス効果のある座席シート地が採用されました。京急の電車では初めてのトイレが4両編成中2か所に設けられています。乗務員室脇に設けられた細窓も特徴になりました。
写真の1891編成は、2021年3月に総合車両製作所横浜事業所で完成したものです。5月6日から平日の「モーニング・ウィング3号」で営業運転に投入されました。その他、日中のエアポート急行などで使用されています。
過去の記事から
京浜急行1000形(1801編成)
https://sanojiro.blogspot.com/2018/10/10001801.html
京浜急行1000形(1805編成)
https://sanojiro.blogspot.com/2019/08/10001805.html
京浜急行1000形(1809編成)
https://sanojiro.blogspot.com/2017/03/10001809.html