第2編成である10702Fは、10701Fと同じようにJR東日本長野総合車両センターで機器更新を行いましたが、塗装の変更は行わずに営業運転に復帰しました。かしわ台車両センターで前面形状は改造しておりますので、まるで11000系のような外観になっています。
といいましても、側面は10000系のオリジナルスタイルを保っておりますので、側扉のガラスが丸みを帯びているので角ばった11000系とはすぐに違いがわかります。前面もよく見ると運転台機器の違いから、ガラス面が11000系よりも天地方向に広く感じられます。
写真の10702Fは2002年3月に東急車輛とJR東日本新津車両製作所で完成したもので、10000系の1次車に相当します。10000系の1次車20両の投入により、2100系10両と6000系10両が廃車となりました。
過去の記事から
相模鉄道10000系(10702F)
https://sanojiro.blogspot.com/2019/06/1000010702f.html
相模鉄道11000系〈11002F〉
https://sanojiro.blogspot.com/2010/03/1100011002f.html