2021/10/17

東急電鉄5050系4000番台(4109F)

東横線の主力車両である5050系は2004年から導入されていますが、2011年には10両編成が導入されました。10両編成で5M5Tとなります。従来からの8両編成と区別するために、4000番台の車番が与えられています。
車体に大きな変化はありませんが、窓周りは光沢仕上げ、スカートは強化型を装備と後期に製造された車両の仕様になっています。ドア内側にも化粧板が貼られています。TIPと呼ばれるドア上のディスプレイは17インチとなっています。
制御方式はIGBT-VVVFインバータ制御で、出力190kWの誘導電動機を制御します。台車はボルスタレスの空気バネ台車TS1019A/TS-1020Aを装備しています。冷房装置は集中式で52.500kcal/hの能力を持っています。
写真の4109Fは、2013年1月に総合車両製作所横浜事業所で完成したものです。10両すべてが新造車です。5050系4000番台は110両(10両編成11本)が在籍しています。4110Fは、特別仕様の「Shibuya Hikarie号」、4111Fは2020年7月に5173Fに中間車2両を追加新製して組み替えたものです。

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