6000系は地下鉄乗入れ用車両として設計された車両で、西武初のオールステンレス車両で、6M4Tの10両固定編成。GTO-VVVFインバータ制御・ボルスタレス台車・列車情報装置など最新の仕様を取り入れました。
6000系の5次車から車体はアルミ構体となり、灰色に塗装しています。腰掛のモケットは青系統で、副都心線への乗入れ開始以降側扉上の車内案内表示器の液晶モニタ2画面化が進められました。
更新後の制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のSVF102-F、主電動機は出力190kWのSER-547/SER-548、補助電源装置はIGBT-SIVのNC-SAT150Aです。台車はSS150/SS050、集電装置はPT44S-A-M、冷房装置はCU722Aを装備しています。
写真の6157Fは1998年2月に日立製作所で完成したもので、6000系の6次車に相当します。6次車では戸袋窓を廃止しております。2008年11月に副都心線対応改造、2015年3月にVVVF更新工事を完了しています。