2009/09/27

小田急5000形(5059F)

 5000形がどういう車両かというと1969年に急行・準急列車の大型車8両編成での運転を開始するのに際して導入された車両である。
 大型車とわざわざ注記されたのは当時の小田急には2400系など18m級車体を持つ中型車が多数在籍していたためである。
 また同じ「小田急顔」の電車でも2600形は各駅停車用に重点を置いて設計されていたが、5000形は中高速域での加速性能を重視した電車となった。
 写真の5059Fは1971年4月に川崎重工で新製された編成で、当初から冷房装置を搭載していた。
【撮影:佐野次郎 2009.9.23百合ケ丘駅】

1 件のコメント:

  1. 5059Fは10月20日の営業運転を最後に運用を離脱した。翌21日には海老名車両基地で実施された訓練で、乗用車との衝突訓練に使用されたとのことである。廃車・解体となるものと思われる。

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