2009/09/27

小田急5000形(5054F)

 小田急では3000形の大量増備により、2600形や先代4000形といった「小田急顔」の車両が一挙に置き換えられ、「小田急顔」の電車としては5000形と5200形だけが活躍している。
 本年度も4000形の増備により、同数の5000系列の車両が現役を退くことになるだろう。
 写真の5054Fは1969年11月に日本車輌で新製された電車である。新製当初は冷房装置を搭載していなかった。
 現在では通勤電車に冷房がついているのが当たり前だが、昭和50年代には冷房のない電車も走っていて、「冷房化率」などという数値が公表されていた。
【撮影:佐野次郎 2009.9.23百合ケ丘駅】