京葉線の201系は、総武・中央緩行線にE231系を新製投入したことにより三鷹電車区から転属してきたものである。
2000年度から京葉電車区(当時)への転属が始まり、中央快速線からの転用車両も加えて最盛期には80両が活躍した。この中には試作車の900番台も含まれていた。
10両貫通編成は京浜東北・根岸線からの209系500番台の転入により、あっという間に姿を消してしまった。
残るは分割編成の4本だけだが、パンタグラフが菱形のものとシングルアーム式に換装されたものとがある。写真の編成はオーソドックスな菱形パンタを装備している。それにしても車番を切り抜き文字で表現した通勤電車などJRでは今後現れないことだろう。
【撮影:佐野次郎 2009.9.21新習志野駅】