2009/09/12

209系(ウラ57編成)

 早いもので2009年も既に9月である。根岸線でも209系を見ることが少なくなってきた。最後まで残っていた500番台の最後の1本(ウラ80編成)も10日で京浜東北・根岸線での運用を離脱したらしい。
 最近京浜東北・根岸線では車両の不具合・点検による遅延が少なくなったような気がしている。209系の10両編成のうちモーター付きの車両が4両で、出力の大きくないモーターを最大限に活用するという運用には無理があったように思う。
 経済性を重視した鉄道車両には、東京都電8000形や横浜市電1600形など短命に終わった車両もあるし、また103系のようにまだまだ現役を続ける車両もある。
 平成生まれの209系が廃車予定と聞いた時は驚きもしたが、実際には相当両数が短編成化されて、房総地区などに転用されることになっている。
【撮影:佐野次郎 2009.9.12石川町駅】