新しいと思っていた8000形も、登場から30年近くなり、原形を保ちつつも質的には大きな改善が行われています。
2004年から車体改修が行われ、車体の内外の改修はもちろんのこと、電気部品を取り替えてVVVFインバーター制御にしています。走行機器に関しては最新の車両に近い水準に改善されているわけです。
写真の8260Fは1984年11月に東急車輛で完成し、2007年8月に小田急車両工業で車体改修を行っています。
【撮影:佐野次郎 2009.12.30相武台前ー座間間】
京急といえば、都営地下鉄に乗り入れる特急は1000形、特急を待避する普通も1000形という印象が私には強いのですが、9月末の時点で38両にまで減ってしまいました。その後さらに運用を離脱した編成があるのかもしれません。
今日は朝の通勤時間に東海道線の品川ー川崎間で人身事故が発生し、私が利用していた京浜東北線の電車も新子安駅で運転見合わせとなった。
さて京葉線沿線の会社までどうやって行くか?とにかく行けるところまで行くという考えで前進するか、または敢えて動かず待つか判断のしどころである。
私は早々に京浜新子安駅で京浜急行に乗り換え、品川を目指すことにした。しかしJRの振替輸送を京急だけで賄うことには無理があり、列車の遅れと積み残しの連続だった。乗客のストレスも相当なものだったであろうし、京急の乗務員も地上要員もかなりの緊張を強いられたことだろう。
あまりに混雑が激しく鮫洲駅まで出て、大井町まで歩いてりんかい線で新木場まで出ようと思ったが、ひとつ手前の立会川駅で降りて、タクシーで大井町まで行った。りんかい線の存在により、ある程度のリカバリーができたわけである。やってきたりんかい線の電車は写真と同形の埼京線の205系であった。