5200形は急行と準急を10両編成で運転するため、1977年から82年にかけて120両〈6両編成20本〉が製作されたものです。側窓が9000形〈既に引退〉と同様に1段下降式になっています。
5200形も2006年度から廃車が始まり、現在では36両が残るだけとなっています。その中には車両の需給を調整するために4両編成に短縮された編成も含まれています。
写真の5268Fは1982年6月に日本車輛で完成したものです。現在では小田原方面に「小田急顔」の車両が連結されることが非常に珍しくなっています。
【撮影:佐野次郎 2009.12.30相武台前ー座間間】