2009/12/01

横浜市営地下鉄1000形

 横浜の地下鉄が開業したのは、1972年12月である。現在のブルーラインのうち、伊勢佐木長者町ー上大岡間5.3kmが開業した。
 横浜市営地下鉄の開業に際して投入されたのが写真の1000形である。開業当初は3両編成を組んでいた。その後1976年9月には横浜ー伊勢佐木長者町、上大岡ー上永谷間が延長開業し、翌年には1000形は5両編成になった。
 今になって思えば、傾斜した前面形状やドアにブルーでアクセントを入れるデザイン.など当時としては斬新なスタイルであることを感じる。いまだ現役で走っていたとしても何ら不思議のないスタイルである。
 1000形は1984年に6両編成となり、さらに冷房改造を行って活躍したのであるが、2006年12月には現役を退いた。 この電車がホームに進入するときに発する「ブオン」というタイホンの音が印象に残っている。
【撮影:佐野次郎 1992.10.7上永谷駅】