7000形から始まった、車体の前と真ん中に乗降扉を配置したスタイルで、バス用の部品を利用したライトなどが7500形の特徴です。
荒川線のワンマン化当時7500形は製造してから15年程度でしたので、車体はステップを廃止したほかはそのまま利用したわけですね。7514号の前後にそれらの車両が写っています。現在荒川車庫前につくられた「都電おもいでひろば」に1両が展示されています。
また7514号はその後小金井市にある「江戸東京たてもの園」に展示されています。最盛期の都電の姿を現代に伝える貴重な存在といえるでしょう。
【撮影:佐野次郎 荒川車庫敷地外から撮影 1985年頃】