京王電鉄7000系は1984年から96年にかけて190両が製造された電車です。6000系が京王線から退いたことにより、京王線では最古参という電車になりますがリニューアルも進んでいてあまり古い電車だという気はしません。
京王線の電車では初めてステンレス製の車体となりました。6000系の構成をそのままステンレス製にしたような感じです。今では前面はアイボリーに塗装されていますが、製造当初は銀色で現在とはやや印象が異なります。
主回路は界磁チョッパ制御としています。現在では改造によりVVVFインバータ制御への更新が進められています。京王線についてはVVVF車に統一されることになります。
写真の7005Fは1984年度に製造されたもので、7000系としては1次車に相当します。2004年12月に若葉台工場でVVVF化改造を完了しています。