東海道線東京口の電車といえば113系の印象が非常に強いですが、2004年から2006年にかけて国府津車両センターに一気にE231系が投入されて置き換わりました。
E231系の車内は寒色系でまとめられていて、良く言えば清潔、悪く言えば味気ない感じがします。E231系のいいところは座席を囲む部分がプラスチック製で丸みを帯びていて、113系より柔らかい感じになっていることです。驚異の混雑となることもある東海道線でこれはうれしいことです。
E231系は車体が軽いことと、モーター付き車両が少ないこともあってか滑るように走るという印象があります。同じくE231系を使用する湘南新宿ラインでもそうですが、座っていると眠りに誘われる車両であります。
写真のコツK-28編成は2005年8月に普通車は新津車両製作所、グリーン車は東急車輛で完成したものです。また中間車2両は2002年7月に完成し宇都宮・高崎線用に使用されていましたが、グリーン車の組み込みにより転用されたものです。