2011/07/25

東京急行電鉄9000系(9010F)

昨日をもってテレビのアナログ放送が終了しました。私も幼い頃からアナログ放送には親しんできました。ものごころついたときに自宅にあったテレビが、実家としては初のカラーテレビでチャンネルはダイヤル式でした。確か14型だったかな?
デジタル放送に対応するために、テレビに特需が発生しました。しかしながら単価は下がる一方でメーカーが製品の価値に見合う収益を得られたのか疑問です。暴利は論外としても、きちんとしたモノを作るにはそれなりの元手が必要だと思うのですが。
なにかここ10年くらいモノが安くなったことで、お金の流れが途切れたような気がしてなりません。勤労者は消費者なのです。収入が増えなければ消費も伸び悩むのは当然です。
写真の9010Fは1988年10月に東急車輌で完成したものです。その頃は、モノは今ほど安くなかったですが、お金は今よりよっぽどうまく世の中を流れていたように思います。

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