京浜急行新1000形は個人的には関東の鉄道車両の中でピカ1の存在だと思っています。鉄道車両として卓越した高速性能・加減速性能を持ち、快特から普通までオールラウンドに運用できる。
そしてデザイン的にも美しい。京急の看板車両である2100形をそのまま3扉にしたようなスタイルですね。車体の外板と側窓がフラットになっているところがとくに美しいと感じます。
反面1年中空調を使用することを基本として側窓が固定式となっていますが、節電が求められる当面の状況を導入時に予測することは難しかったでしょう。
写真の1441編成は2006年11月に川崎重工で完成したもので、新1000形の5次車に相当します。5次車はアルミ車体で製造された「赤い電車」の最終グループとなります。