なにぶん戦前生まれの機関車であるため、1970年代には老朽化が顕著となり後継機種としてEF60形の初期車を種車とするEF61形200番台、EF61形を種車とするEF61形100番台の改造が計画されたが、出力過大のため200番台8両だけで改造は中止になってしまった。
古豪EF59形は結局1984年まで現役を継続した。前面に施された警戒塗装がよりクラシックなスタイルを引き立てている。
瀬野ー八本松間では現在もEF67形が補機として活躍しているが、信越本線横川ー軽井沢間が廃線となった現在では勾配区間のために補機を増結するのは瀬野ー八本松間だけになっている。
【撮影:佐野次郎 2009.7.23】