出力75kWの主電動機TDK-824やTRS-67MA形台車(軸箱の密閉化など一部改造を実施)などは1720系電車で使用していたものを再利用しております。制御装置は添加励磁界磁制御方式に改造され、電力回生ブレーキ・抑速ブレーキが使用可能となりました。
車体は普通鋼製で、前頭部の形状は100系同様の流線形で、よりシャープさとスピード感を強調したデザインになっています。座席はシートピッチ985mmのフリーストップ式リクライニングシートを装備し、1800系の回転式クロスシートからグレードアップされました。
写真の201Fは、1990年12月に東急車輌で完成したものです。201Fから206Fまでは集電装置が菱形パンタグラフを装備しています。2020年12月に500系「リバティ」に置換えられ、廃車解体となりました。