2009/08/30

205系1000番代

 尻手ー浜川崎間の南武支線では、営業用車両としては最後となる101系電車を使用していたが、205系の先頭車化改造車により代替した。  山手線へのE231系500番代の新製投入に伴い捻出される205系電車の転用の第一弾として2002年に改造されたものである。山手線と同じ11輌編成での転用先はなく、10輌編成でも京葉線・埼京線に限定され、相当数の先頭車化改造が必要となり、試作も兼ね南武支線用が最初に登場した。  先頭部は、新製車とは異なるデザインであり、機器配置も独自のものとなっている。  2輌編成は205系としては、最短の編成である。南武支線用の車両は6輌(2輌編成3本)が中原電車区に配置されている。
【撮影:佐野次郎 2009.8.14尻手駅】