2009/08/09

碓氷峠鉄道文化むらEF621

 EF62形は信越本線専用の電気機関車である。車輪の配置が独特でc-c形と呼ばれる3軸の動力台車を二つ組み合わせたものであった。蒸気機関車に置き換えて考えるとD形のような牽引力を重視した機関車であったと考えられる。
 この機関車は信越本線の上野ー直江津間を走る本務機関車で、横川ー軽井沢間ではEF63形を補機として従えていた。
 写真の1号機は、1962(昭和37)年に新製された量産先行車で製造当初は写真と同じ茶色で営業運転を行っていた。
 現在では、特定の路線のために専用の機関車を用意するということはあまり見られなくなっている。
【撮影:佐野次郎 2009.7.23】

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