2009/08/12

東武博物館デハ1形5号電車

 東武鉄道として初めて導入した電車が写真のデハ1形電車である。
 1924(大正13)年の業平橋ー西新井間の電化に伴い、8両が製作されたうちの1両である。
 車体は金属製ではなく木製である。
 昭和50年代には西新井工場の入換用として最後のご奉公をしていた。私も小学館のカラーブックス版「東武鉄道」で、ベージュ1色に塗られた事業用車が紹介されていたのを記憶している。
【撮影:佐野次郎 2009.8.11】