2009/08/30

碓氷峠鉄道文化むらEF15165

  EF15形電気機関車は、戦後石炭の不足と輸送力増強のために推進された国鉄の幹線電化に対応して新たに設計された電気機関車であり、1947年から1958年にかけて202両が製作されました。
 旅客用のEF58形電気機関車と共通化を進めた構造であり、また国鉄旧型電機としては最多両数となっています。
 私は子供のころ、根岸線で貨物列車を牽引する姿を見たことがあります。
 写真の165号機は日立製作所の製造で、1958年5月に新鶴見機関区に新製配置され、1962年11月に高崎第二機関区に転属、1985年10月に廃車されました。
【撮影:佐野次郎 2009.7.23】