2009/08/10

碓氷峠鉄道文化むらEF8063

 EF80形は常磐線の交流電化にあわせて登場した国鉄としては初めての本線用の交直流電気機関車である。1962年から66年にかけて63両が製造された。
 常磐線と水戸線を運用範囲として、寝台特急から貨物列車まで幅広く運用された。
 老朽化したEF10形・12形の代替として直流機関車に改造して身延線・吾妻線などで使用することも検討されたが実現しなかった。
 EF81形の台頭や普通列車の電車化により活躍の場が狭まり、1985年に現役を退いた。
【撮影:佐野次郎 2009.7.23】