2009/08/30

碓氷峠鉄道文化むらEF58172

 EF58形電気機関車は1946年から58年にかけて172両が製作された旅客用の電気機関車である。最初の31両はデッキ付き・箱形車体で新製された。1952年製造の35号機以降は蒸気発生装置(SG)を装備し、写真のような車体で新製された。
 なお32~34号機は貨物用のEF18形として落成したため、EF58形としては欠番になっている。EF18形は最後までデッキ付き・箱形車体を維持した。
 私には残念ながら現役当時のEF58形はほとんど記憶にない。鉄道に関心を持つようになったころには、すでに急行「銀河」の牽引機はEF65PFに交代していたし、東海道本線の荷物列車もEF62形に交代したところであった。
 走るEF58形といえば、イベント用機関車の走りといえる61号機や89号機の記憶しかない。あとは運用から退いて米原に留置されている姿を新幹線の車窓から見たのを覚えている。
【撮影:佐野次郎 2009.7.23】