2021/12/16

205系(ナハ50編成)

南武線には山手線から205系(ナハ34~45の6両編成12本)を転用したあとも103系が残っていました。残りの103系を代替するために中間車の先頭車化改造によってナハ46~51の6両編成6本を組成することになりました。
先頭車改造の種車は山手線用のサハ205形で、クハ205形1200番台とクハ204形1200番台が改造によって作られました。そのため側扉の窓は小型になっております。改造によって作られた先頭部の形状は新しいデザインになっています。
その中でナハ48編成が仙石線に残る103系を置き換えるために郡山総合車両センターで3100番台に改造されて転出しました。代わりに浦和電車区の209系0番台を209系2200番台に改造して補っています。
写真のナハ50編成のうち、中間車4両は1985年7月に川崎重工で完成したものです。先頭車2両は1985年8月に近畿車両で完成し、2004年11月に鎌倉総合車両センターで先頭車化改造を完了し、ナハ50編成を組成しました。2015年6月に廃車となり、インドネシアに譲渡されました。