2021/12/26

東京地下鉄17000系(17181F)

東京地下鉄では、1974年10月の有楽町線池袋ー銀座一丁目間開業を契機に導入し、1989年まで増備した7000系の置換えに着手しました。17000系180両(10両編成6本・8両編成15本)を2022年度までに導入し、7000系は全廃となる予定です。
17000系の車体はアルミ製で、床面高さを1.140mmとし、7000系の1.200mmよりもホームとの段差を小さくしています。座席はシート幅460mmのバケットシートで、背ずりの部分が黄色いのが特徴です。室内灯もすべてLEDとなっています。
制御装置はフルSic-VVVFインバータ制御、補助電源装置はSIV2台を搭載します。主電動機は地下鉄の過酷な条件に適合するPMSM(永久磁石同期電動機)を採用しています。また台車はボルスタ付きモノリンク式空気バネ台車FS781を装備しています。
写真の17181Fは、2021年5月に近畿車両で完成したものです。相互乗入れ先の東急東横線では有楽町線とも共用となる10両編成よりも、副都心線専用となる8両編成のほうが見る機会が多くなるように思います。

過去の記事から
東京地下鉄17000系(17101F)
https://sanojiro.blogspot.com/2021/06/1700017101f.html
東京地下鉄7000系(7103F)
https://sanojiro.blogspot.com/2020/02/70007103f.html

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