江ノ電の最新形式は2006年に導入された新500形である。旧500系の丸みを帯びたデザインを現代化した車両である。江ノ電の車両では初めてVVVFインバーター制御を採用し、側扉も両開きとなっている。台車や駆動装置は300形のものを再利用している。
引退した車両のイメージを、新しい車両に投影するという手法はかなり珍しいものだと思う。私は他に例をしらない。
シングルアーム式のパンタグラフやLEDの行先表示など、標準的なデバイスを備えながら、江ノ電伝統のツートンカラーが実によく似合っている。素晴らしい電車だと私は思う。
【撮影:佐野次郎 2009.7.5腰越ー江ノ島間】
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