佐野次郎の電車図鑑
首都圏を走る鉄道の編成写真を中心に綴るブログ(旧タイトル:佐野次郎の日記)
2009/07/05
江ノ電2000形〈2002+2052〉
江ノ電では、1979年から87年まで1000系列の車両を増備してきたが、1990年に登場した2000系ではデザインを一新した。電気機器は1500形を基本としているが、前面のデザインは大型窓を採用したスマートなものになり、側窓も大きくなっている。
また車端部にはクロスシートも設けられている。運転台に近接してクロスシートが設けてあるため、前面眺望を愉しむこともできるわけである。
しかし側扉は片開きであり、制御方式も抵抗制御であるから、現代の感覚では技術的に一世代前の電車ではある。
2000形も早いもので、既に20年近く走っていることになる。私自身の記憶の中では、300形や500形といった旧式の連節車が走る路線のような気がしているが、それからずいぶんと時間が経っているのだ。
【撮影:佐野次郎 2009.7.5腰越ー江ノ島間】
次の投稿
前の投稿
ホーム