2009/07/21

E257系

 中央本線の特急「あずさ」「かいじ」は長らく183系1000番台によって運転を行ってきた。1994年にはE351系を投入し「スーパーあずさ」の運転を開始したが、全面取り換えには至らなかった。
 2002年にE257系特急型電車が登場した。E257系は E231系電車を特急型電車に発展させた形式だといえる。TIMSと呼ばれる情報伝送システムを備え、情報の集約・一元管理と電気配線の大幅な削減を実現している。
 車体はアルミ製で塗装を施している。客室内の設備は標準的なものでまとめられている。特別豪華なものではないが、183系に比べると良くなっているように思う。
 154両が揃い、「あずさ」「かいじ」で使用したいた183系・189系を置き換えている。以前は東海道線の「通勤ライナー」にも間合い運用で運用されていたが、現在ではこの運用はなくなっている。
【撮影:佐野次郎 2009.7.20西国分寺駅】

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